上の子成長のチャンス!?2人目出産をワクワクに変える3つの遊び

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A子さん
A子さん

2人目を妊娠中。

最近上の子が、ちょっといじわるしてくるので困っています。

B子さん
B子さん

上の子と一緒に、お腹の子の成長を楽しみたいです!

そう思うこと、ありませんか?

2人目を妊娠時によくある悩みですよね(もちろんわたしも悩みました)。

そこでこの記事では、過去2回の育休を経験したママ視点で、2人目出産時に取り組んだことと、現在3人目の出産にむけて取り組んでいる3つの遊びをご紹介します。

「ママのお腹のなかに赤ちゃんができたよ」と伝えたときは、複雑そうな顔をしてわたしから離れなかった5歳息子(第2子くん)も、いまでは「いつ生まれるのかな」と楽しみにしてくれています。

【第2子出産時の上の子への接し方】に悩んでいる人への参考になれば嬉しいです。

上の子が不安になる原因

上の子が不安になる原因は、「寂しさ」ではないかと考えています。

今まで自分だけを見てくれていたし、自分だけにたくさんの愛情を注いでくれていたのに、第2子が生まれることによって「減ってしまう」ことを敏感に察知しているんだと、(勝手に)思っています。

だから、子どもなりに「自分をみてもらうために、何かしないといけない」と考え、いじわるをして怒られてみたり、泣いてぐずってみたりする。

実際にわたしも、第2子妊娠中にいじわるなことをされたり、わたしにべったりくっついて離れなくなったり、なにをするにも「ママじゃないといや~!」とギャン泣きされた経験があります(赤ちゃん返りってよく言いますよね)。

もちろん、めちゃくちゃ困ったし、大変だったんですけど、【子どもなりに考えて、必死に親の気を引いている】と考えたら、なんていじらしくて可愛いんだろうと、第一子に対する愛情が深まった記憶があります。

「可愛いな~」と思って、数日はのんびり様子を見ていたんですが、本人は必死ですから、少しずつ行動がエスカレートしてきました。

妊婦のわたしでは対応できないことを言われたり、体力的に疲れてきたので、夫と話し合い【上の子を不安にさせない取り組み】を意識してやってみることにしました。

上の子を不安にしない取り組み

夫と一緒に取り組みを考え、行動しました。

ママだけでは体力的に厳しいところもあると思うので、パートナーと一緒に考えて行動することをおすすめします。

さすがに1日、2日で劇的な変化が現れたわけではありませんが、続けていくうちに赤ちゃん返りの行動が減っていき、妊娠前の状態に戻りました。

大好きだと言葉や表情で伝える

まず、「あなたのことが大好き」だということを、言葉や表情で伝えることからはじめました。

朝起こすタイミングで「おはよう~!今日も大好き♡」と声をかけたり、ハグしているときに「大好き」と言ったり、ニコニコご機嫌なときに「笑顔が可愛いね、大好き♡」と言ったり。

慣れるまでは、なんでもかんでも「大好き」と言っていました(笑)

言うときのママの顔はもちろん、100%の笑顔で!

笑顔じゃないのに、「大好き」って言われても、うそっぽくないですか?

なので、朝のドタバタで時間がなかろうと、トイレに行きたいのを我慢してようと、笑顔で「大好き!」。

これが重要です(笑)

今でこそ、(くせになってしまって)日常的に「大好き」を連呼していますが、最初はかなり意識して伝えていたんですよ~。

あまりにもしょっちゅう言うので、最近では「ママの大好きは軽い」と思われている気がします。。。

森名
森名

こんなに大好きなのに~~~。

「大好き」とスムーズに言えるようになったら、次は「ずっと大好き」と伝えることにしました。

弟(性別はわかってた)がお腹にいても、生まれたあとも、あなたが大きくなっても「ずーっと大好き」なことを、いろんなタイミングで、延々と飽きるほど伝えました。

正直、「何回、同じことを伝えないといけないんだろう」と思ったこともありましたが、子どもの不安を1ミリでも残さないように、本当にしょっちゅう伝えました。

弟が生まれたあとも、伝える回数を減らすことなく「大好き」と言い続けたことも、安心に繋がったと思います。

スキンシップを欠かさない

つぎに、スキンシップを欠かさないということです。

妊娠中は、抱き上げることができなくなりますが、おひざに乗ってもらって抱っこしたり、子どもの後ろからぎゅーーーーってハグしたり、できる限りのスキンシップをしていました。

わたしができない抱き上げや、おんぶは、夫の出番!

お出かけするときは、夫に抱っこしてもらって、さらにわたしと手を繋いだりしていました。

走り回ることができないので、お休みの日は公園で夫と一緒にたくさん動き回ってもらいました。

わたしも一応付き合いましたが、基本的にはレジャーシートの上でのんびり。

ときどき「走るの、はやーい!」「ボール上手くとれたね」などの声掛けをし、「ちゃんと見てるよ」ということを伝えるようにしていました。

また、抱きかかえること、走ること以外で、どんなことができるだろうといろいろ考えました。

いま振り返ってみると、この頃から定期的に図書館に通い、絵本の読み聞かせに力を入れはじめた気がします。

声を変えたり、読むスピードを変えたり、動きをつけてみたり、読んだ本クイズをしたり、手遊びの本をかりて一緒にやったり、子どもが飽きないように工夫しました。

妊娠後期になり、お腹が張って動きづらくなっても、読み聞かせや手遊びは寝ころびながらでもできるので、無理のないスキンシップだったなと思います。

おかげで上の子も下の子も、絵本大好きっ子に育ったので、一石二鳥でしたね(笑)

上の子が生まれたときのエピソードを話す

いよいよ出産が近づいてきたら、上の子が生まれたときのエピソードを話すようにしていました。

早く会いたいなぁと思っていたこと、生まれるときにとっても痛かったこと、パパが付き添ってくれたこと、一生懸命名前を考えたこと、元気に生まれてくれて嬉しかったことなど、たくさん話しました。

当時、娘は2歳前だったので(第2子と1歳11ヶ月差)、わたしが話している内容をどのくらい理解していたのかはわかりません。

でも、自分が生まれることが嬉しかったんだということはわかってくれたらしく、弟の誕生についても「赤ちゃん生まれるの、楽しみだね」と言ってくれました。

上の子とやろう!出産をワクワクに変える3つの遊び

早いもので、1人目ちゃんも7歳、2人目くんも5歳になりました。

相変わらず「大好き」を連呼しているわたしですが、5歳息子くんの不安はまだ残っているようで、妊娠前より、わたしにくっつく頻度が増えました。(7歳娘ちゃんは、早く赤ちゃんのお世話がしたくて、たまらない様子)。

なので、上の子を不安にさせない取り組みは、今までどおり夫と継続していくことにして、それ以外にワクワクできる遊びを考えて、現在実行中です♪

大きさ当てゲーム

妊婦検診に行くと、エコーの写真をもらいますよね?

それを子どもに見せて、どのくらいの大きさ(長さ・重さ)を当てっこしてもらっていました♪

妊娠初期の頃は、エコーの写真では結構大きく写っているけど、実際はもっと小さいですよね。

どのくらいの大きさかを想像してもらい、ママが答えを発表。

そのときには、指で長さを「このくらい」と表現したり、ブドウ1粒くらいとか、いちご1粒くらいとか、子どもがわかりやすいように伝えていました。

実家の母から、よく果物のおすそ分けをもらうのですが、ちょうどブドウを持ってきてくれた母に「おばあ、いま、おなかのあかちゃん、このくらいの大きさなんだよ」と息子がドヤ顔で教えているのが、ほほえましかったです。

また、妊娠初期は次の検診までに4週間ほどあるので、次はどのくらいの大きさになっているか、当てっこもしました。

一番近かった子には、おやつをサービス☆(←グミを1つ追加するとか、ささいなことです)

エコー写真を見ながら、「ここは手だね」「ここは足」と、わかる範囲で確認して楽しみました。

お医者さんごっこ

以前からよくやっていた「ごっこ遊び」ですが、妊娠がわかってから「お医者さんごっこ」をすることが増えました。

もちろん、わたしが妊婦役、子どもたちがお医者さんや看護師さん役です。

事前に医療器具をレゴブロックで作ってもらい、わたしが横になった状態で診療開始。

口の中から体内に入り、リアルタイムで病原菌がいないか確認したり、わたしのお腹に当てるだけでお腹の赤ちゃんと会話ができる(会話?って思いましたが)、未知の医療器具を駆使して、たくさん診察をしてくれました。

ときおり、わたしが「最近、フラフラするんです」と症状を話すと、元気になる薬を注射してくれたり「疲れているからですよ」とポンポン背中を叩いて、寝かしつけのマネをしてくれました。

面白かったのが、息子の経営する病院は、美容院(←ダジャレです)も兼ねているらしく、わたしが寝た状態のまま、シャンプー・カット・ヘアセットまでしてくれました。

森名
森名

至れり尽くせりだよね~

妊娠してから、わたしが体調不良で横になることも多かったのですが、寝ころびながらでも、子どもの遊びに付き合えたので、良かったです。

わたしのお腹が大きくなり、胎動を感じるようになってからは、より診察が熱心になりました(笑)

たくさんなでなでしたり、話しかけるようになり、【下の子を迎える心構え】ができてきたのかなと感じました。

重みを感じる抱っこ講習会

お腹の子どもの重さに近いものを使って、抱っこの練習をしました♪

さつまいもや、未開封の牛乳、大根など、お腹の子どもの重さに近いものを見つけるところからスタートです。

だいたい同じ重さのものを見つけたら、抱っこの講習会がはじまります!

ママ講師から「首を支える」「優しく持つ」「足をもって逆さづりにしない」など、いろいろ教えてもらいながら、交代で抱っこの練習。

子どもながらに、赤ちゃんはデリケートな存在だと理解しているようで、「こんなふうに逆さづりにしないよ」と実践で教えたときには、「そんなことしないよ!!!」と、わたしが怒られました(笑)

妊娠後期に入り、赤ちゃんがどんどん大きくなると、抱っこも大変になってきました。

2キロ越えの白菜を抱っこしたときには、5歳息子は「重すぎる~」と早々に音を上げていて、7歳娘に「そんなんじゃ、お兄ちゃんになれないよ!」と発破をかけられていました(笑)

来週から、わたしの妊婦検診が週1回のペースになり、胎児の体重もどんどん増えていく時期になります。

次はどんなものを使って抱っこの練習をしようか、ちょっと楽しみです。

まとめ

上の子が不安定になる原因
✓寂しいから

上の子を不安にしない取り組み
✓大好きだと言葉や態度で伝える
✓スキンシップを欠かさない
✓上の子が生まれたときのエピソードを話す

上の子とやろう!出産をワクワクに変える3つの遊び
✓大きさ当てゲーム
✓お医者さんごっこ
✓重みを感じるだっこ講習会

2人目の妊娠を伝えたとたん、赤ちゃん返りしてしまったというのは、よく聞きます(わが家でもそうでした)。

でも、下の子が生まれるからって、上の子が可愛くなくなるわけではないですよね。

上の子の不安を払拭するためにも、下の子の誕生をみんなで喜ぶためにも、慣れないうちはちょっと大変かもしれませんが、「大好き」だと伝え続けてみましょう。

愛情をたっぷり受けた子どもは、きっと下の子にも優しく接してくれると思います。

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