もうあわてない!出産祝いのお返しを決めるタイミングと決め方

未分類
A子さん
A子さん

出産祝いをたくさんいただきました。
ありがたいけど、正直育児にヘトヘトでお返しを考えるのがツライです。

B子さん
B子さん

出産祝いのお返しって、どうやって決めているの?

親戚や友人から、出産祝いをもらったことはありませんか?

ありがたい反面、出産後のヘトヘトな状態でお返しのことを考えるのは、大変ですよね。

そこでこの記事では、出産祝いのお返しについて森名家の考えや、お返しを考えるのに適したタイミング、どんな基準でお返しを決めているかについて、まとめました。

地域の風習や、親戚付き合い、友達との関係性など、森名家との違いはいろいろあると思いますが、一つの参考として読んでいただければと思います。

出産祝いのお返しは必要なのか

そもそも、出産祝いのお返しは必要なのでしょうか。

出産祝いのお返しの記事を書いておいてアレなんですが、基本的に、夫とわたしは不要だと思っています(爆!)。

お返しをもらおうと思ってご祝儀やプレゼント(物)を渡しているわけではありませんし、立派なお返しをいただいたら、逆に「自分のために使いなよ」「なんか悪いなぁ」と思ってしまうんですよね。

そう思っている森名家夫婦ですが、じゃあ、お祝いをいただいてお返しをしていないのかと言ったら…

バッチリやっています(笑)

ツッコミさん
ツッコミさん

やっとるやないかーい!

理由は、「母が気にするから」。

わたしの実家の母が、そういうお返しをきちんとしたか、とても気にする人で、わたしが社会人になってひとり立ちしたあとから、何かお祝いをいただく機会があるたびに、細かく聞いてくるんです。

母の10年ものの日記帳の余白欄には、いつ、だれから、どんなものをいただいたか、何をお返ししたかの情報がズラリと書いてあります(閻魔帳並みの細かさよ)。

母の場合、マメな性格ももちろんですが、生まれ育った地域の風習や、親戚付き合いの成功体験(今まで自分がやってきて、良好な関係を築けているから)もあるかもしれません。

自分の娘(わたし)が、付き合いに困ることがないように心配して、細かく言いたくなる気持ちもわかります。

一方、東京で生まれ育っている義母(夫の母)は「お返しはいらない」派です。

おすそ分けや、母の日・お誕生日などのプレゼントは気持ちよく受け取ってくれますが、ご祝儀等のお返しについては「そんなん、しなくていいよ」とバッサリ。

なので、夫の実家には、お返しをしていません。

それだけでなく、夫のいとこと、わたしの第一子の出産が同じ時期になったときも、「お祝いどうしようか」「渡すのはいいけれど、すぐに返ってくることになるね」と夫と話していたら、「お互い無くせばいいじゃないの」と言い、サクサクっと電話をしていました。

結果、夫のいとこも「お互い面倒だね」ってことになり、お祝いの受け渡し自体がナシに(笑)。

森名
森名

心の中で、お義母さんを拝んだね!

こんな風に、わたしの周りだけでもいろんな考えの人がいます。

なので、一概に「お返しをすれば正解」、「しなければ不正解」というわけではないんです。

ただ、わたしの実家の地域・親戚内では、「お祝いをいただいたら、お返しをする流れ」が成り立っています。

わたしたち夫婦は「お祝い不要派」ですが、あえてその流れに逆行したり、流れを変えようとするのは労力がかかるし、面倒くさいので、現状はきっちりお返しをしている状態です。

ただ、せっかくの機会なので、この「お返しをするタイミング」に便乗して、遠方住んでいて、なかなか会えない人に連絡をしたり、日ごろの感謝の気持ちを伝えようと思って、お返しを選んでいます。

でも、これだけは夫と決めていることがあります。

わたしたちの下の世代(子ども、孫など)には、「お返しはいらない」「自分のために使いなさい」とハッキリ伝えること。

子どもが結婚して、相手方の状態に合わせるのはもちろん問題ありませんが、少なくとも森名家内では「お返し不要」を浸透させていきたいです。

出産祝いのお返しを考えるベストタイミング

過去2回の出産を経験したわたしが、「出産祝いのお返しを考える時期」として、ベストタイミングだと感じたのは、【産前休暇に入ったとき】です。

第一子のときは、まったく何も考えていなかったため、ひどい目にあいました。

いきなりスタートした慣れない育児で、心も身体も疲労困憊のなか、お返しを探したり注文することの大変さを全くわかっていませんでした。

骨盤がグラグラで、トイレに行ったり子どものお世話だけでも、いっぱいいっぱいのわたしが、生まれたての新生児を連れて、買い物になんて行けないので、注文はインターネットになります。

商品はたくさんあるし、子どものお世話で中断されるしで、なかなか進まないお返し選び。

どんどん減っていく睡眠時間。

寝たい気持ちとは裏腹に、携帯やパソコンの画面を見続けた目は、ギンギン。もう、拷問よ。

その反省を活かし、第二子のときは早めにお返しの選択肢を絞ることに決めました。

でも、いくら早く決めるといっても、仕事をしているうちは、なかなか時間がとれませんでした。

育休に入る前の引継ぎやら、挨拶まわりやら、困ったときの資料づくりやら、新人教育やら…。

毎日残業して、家に帰ったとたん、襲ってくる睡魔。

家事と第一子のお世話は夫に任せて、とにかく食べて寝て、体調を整えることで精いっぱいでした。

そんなこんなで、結局、産前休暇に入ったタイミングになってしまったんですが、これが大当たり!

子どもを保育園に送ったあと、まったり落ち着いた時間の中で、じっくり選択肢を絞ることができました。

そうして挑んだ、第二子の出産。

いただいたお祝いに対して、ありがたい気持ちでサクサクとお返しを決めることができました。

やっぱり、事前の準備が大事ですね。

出産祝いのお返しを出産前に決めるメリット

出産祝いのお返しを出産前に決めておくメリットは、大きく分けて3つあります。

短時間で決められる

一つ目のメリットは、短時間で決められるということです。

出産祝いのお返しを取り扱っているサイトはいくつもありますし、1つのサイト内でも、全カテゴリー(お菓子・お惣菜・日用品・お米・カタログなど)を合わせると、100以上の商品がありますよね。

そんな多くの商品から選ぶとなると、目を通すだけでも大変で、何度も目移りしてしまい、時間がいくらあっても足りません!

その点、お返しの基準を決め、品物をいくつか事前に決めていれば、あとはその中から選ぶだけなので、時間がかからず、サッと決めることができます。

出産後に一番大切なのは、子どものお世話と、しっかり食べて休んで体調を整えることです。

お返し選びの時間を短縮して、体調を整えるほうに時間を使ったとしても、誰も文句は言いませんよ。

選んだお返しに納得できる

二つ目のメリットは、選んだお返しに納得できるということです。

わたしは第二子のとき、産前休暇に入ったタイミングでお返しを考えました。

出産の準備をしつつも時間があったので、ある程度時間をかけて吟味して、納得できるお返しを選べたと思っています。

…というのも、第一子のとき、時間がないなか慌てて選んだので、ちょっと後悔が残ったんですよね。

わたしの祖父母は、叔父一家と同居しているのですが、祖父母と、叔父家族からの2つ分のご祝儀をいただきました。

祖父母宛、叔父家族宛の2つのお返しを渡したのですが、あとで考えたとき、祖父母宛のものは、もっと年配者向けのものにすればよかった…と思いました。

お茶のお供にいいと思い、お菓子の詰め合わせにしたのですが、どう考えても叔父家族に「こっちもお食べ」と流れていきそうな中身(洋風のもの)でした。

お返しを渡したあとのことは相手の自由なので、誰かに譲っても全く問題ないのですが、わたしとしては、できたらご祝儀をくれた本人が、気持ちよく使ってくれたり、美味しく食べてくれたら、もっと嬉しいと思うのです。

なので、「これなら口に合うかな」「使ってもらえるかな」と、自分が納得できるものを、ゆっくり選べる時期に、前もって準備することをおすすめします。

心に余裕ができる

三つ目のメリットは、心に余裕ができるということです。

出産後から、ノンストップな育児生活のスタートです。

子どもの夜泣きやぐずり、授乳・おむつ交換などで、なかなかママの生活は落ち着きません。

朝、「今日こそお返しを決めて注文しよう!」と思っていても、まとまった時間がとれず、翌日、また翌日…と、日にちだけが過ぎてしまうことになってしまいます(←わたしの第一子のとき)。

しよう、しようと思っているうちに、1週間、2週間と過ぎていくと、焦りも出てきますし(母にも急かされる)、心の余裕もなくなってきます。

睡眠時間の不足、体力の低下が重なり、ご祝儀自体のありがたみが薄れてくるんですよね。

あー、もー、面倒くさいって。

周りの人がわが子の誕生を祝ってくれて、とても嬉しいはずなのに、つい、そんな気持ちになってしまうことが申し訳なく思いました。

そんな気持ちにならないためにも、事前に選択肢を絞っておくことをおすすめします。

実際、第二子のときは事前に選択肢を絞っておき、その中から選んだんですが、とっても楽なのに納得できるお返しを用意することができました。

ご祝儀をいただいた方への感謝の気持ちを持ちながら、出産後のひと仕事を早々に片づけることができ、心の余裕につながりました!

森名家の出産祝いのお返しの決め方

3つの属性で選択肢を絞る

では早速、お返しの選択肢を絞っていきたいと思います!

わたしの場合、個人からお祝いをいただいて、お返しの選択肢を絞るときは、「3つの属性」で考えています。

お返しの選択肢を絞る3つの属性
①家族形態(家庭持ち or 独身)
②年齢層(同世代、親世代、祖父母世代)
③ご祝儀の金額(1万円以下、5万円以下、それ以上)

考え方は単純で、家族持ち・親世代・5万円以下の組み合わせのときは、Aの商品をお返ししよう!と決めておくだけ。

とはいえ、①②③の属性の組み合わせを単純に考えると、全部で18パターン決める計算になります。

18パターンって、めちゃくちゃ多く感じますよね。

森名
森名

でも、安心してください!

わたしの場合、結婚式を除き、同世代から5万円を超えるお祝いをもらった経験がなかったり(渡した経験もない)、親世代以上からのお祝いが1万円以下だったことがなかったり、親世代に独身者がいなかったり…。

なんだかんだとパターンが消滅していき、「よくある組み合わせ」として6パターンくらいに落ち着くんです。

なので、残った6パターンの属性を考えて、満足してもらえるような商品を選んでおくだけです。

お返しの金額は、1万円以下なら半額程度、5万円以下なら3分の1程度になるように設定しています。

5万円以上お祝いをいただくような、親しくて近い関係の人(主に両親や祖父母)には、一旦簡単なお返しを渡しつつ、後日落ち着いたタイミングで食事に招待したり、小旅行をプレゼントしたりしています。

友人・複数人へのお返し

わたし自身、出産した友人にはお金ではなく物をプレゼントすることが多く、友人からいただくときもお金より物が多いです。

あまり大層なものをお返ししても、かえって恐縮されちゃったりするので、友人へのお返しは、1,000円前後で、可愛いハンカチやハンドクリームなどの実用品を選ぶようにしています。

遠方の友人にはメッセージを添えて送りますが、近場の友人は、一旦感謝のメッセージを送っておいて、落ち着いたタイミングで直接会いに行ったり、家に招待したりして渡します。

そうそう最近あったのが、職場で仲良しのメンバー数人から連名でお祝いをいただいたパターン。

ありがたいことに、産前休暇に入る最終出社日にお祝いをいただきました。

わたしも、ちゃーーーーんとお返しを準備していましたよ。

結果的にお祝いをいただいたので、お返しという形になってしまいましたが、どうしてもわたしが休む期間のしわ寄せは在籍しているメンバーにいくし、今までたくさんお世話になったので、お祝いをいただかなくてもお渡しするつもりで準備していました。

休憩時間やおうちでホッとしてほしい気持ちを込めて、お気に入りのお茶(ティーパック)、スティックケーキや、かりんとうを自分で詰め合わせてラッピングしました(1セット600円ほどでした)。

準備は大変でしたが、喜んでもらえてよかったです。

「もらったからお返しよう」ではなく、、お世話になった人、これからお世話になる人に、惜しみなく感謝を伝えて贈り物をおくることで、いい関係が長く続きますし、職場復帰もしやすくなると思います。

直接仕事に関わることはなかったけれど、顔なじみだったり、アドバイスをいただくことがあった方には、小さなお菓子を持ってご挨拶にいきました。

値段の張るお菓子ではありませんでしたが、「わざわざ挨拶にきてくれて、ありがとう」と、喜んでいただきました。

プレゼント(物)に対するお返し

友人からのお祝いと重複する部分もありますが、出産を知った同世代の親族(年下のいとこなど)から、出産祝いとして物が送られてくることがありました。

過去2回の経験では、オムツケーキ、絵本セット、オムツが入るサイズのリュック、(わたし用に)スープセットなどをもらいました。

そんなときのお返しも、友人と同様に遠慮なく受け取れる「1,000円前後のもの」と決めています。

ただ、いとこの場合は、見た目はボーイッシュなのに実は可愛いものが大好きとか、キラキラするもの(ラメやストーン)が好きとか、見た目がおしゃれな化粧品をディスプレイして楽しんでいるとか、わたしもいろいろ裏情報を持っているんですよね(笑)。

なので、友人のように実用品というよりは、「自分では買わないけれど、もらったら嬉しい♡」「見てるだけで気分がアガる~」と思ってもらえそうなものを選んでいます。

まとめ

出産祝いのお返しは必要なのか
✓地域の風習、親戚付き合い、友人との関係性による
✓正解はない

出産祝いのお返しを考えるベストタイミング
✓産前休暇に入ったとき

出産祝いのお返しを出産前に決めるメリット
✓短時間で決められる
✓選んだお返しに納得できる
✓心に余裕ができる

森名家の出産祝いのお返しの決め方
✓3つの属性で選択肢を絞る
 ⇒家族構成・年齢層・金額
✓友人・複数人へのお返し
 ⇒気楽に受け取れる1,000円前後のもの
 ⇒値の張るものじゃなくてもいい
✓プレゼント(物)に対するお返し
 ⇒好みに応じて1,000円前後のもの

意外と悩ましい、お返し問題。

これといった正解はないのですが、地域の風習・親戚付き合い・友人との関係性によって変わってくるので、まずは身近な人(実家の親や義実家、兄弟、姉妹など)に相談してみてはいかがでしょうか。

ある程度、「こんな感じか」とつかめたら、早速お返しの選択肢を絞っていきましょう♪

森名家の事例が参考になれば、最高に嬉しいです!

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

コメント